グラーツ投資顧問の投資情報速報
●02月17日後場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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【1439】】安江工務店
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直近IPO銘柄である同社は本日大幅高にて取引終了となりました!
10日に東証ジャスダック市場と名証2部に新規上場したばかりの銘柄で、週末手控えや材料難の中で、直近IPO銘柄ならではの値動きの軽さに期待した買いが向かっている模様です。
同社は、愛知県を地盤に住宅リフォームや新築注文住宅の建設、不動産流通事業などを展開しており、14日に発表した17年12月期の単独業績予想は、売上高41億7500万円(前期比7.4%増)、営業利益3億3700万円(同9.4%増)と増収増益を見込んでいることから今後の成長性に期待した買いが向かっている模様です。
直近IPO銘柄ということで値動きの軽さが期待でき、来週の更なる上場来高値更新にも期待となります!
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【6254】野村マイクロ・サイエンス
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本日は昨日とほぼ変わらずの寄り付きからやや売りに押される場面もありましたが、株価は後場に入り再び買いが向かい、大引けでは大幅続伸での取引終了となっています!
17年3月期の連結経常利益を従来予想の5600万円から4億8300万円に8.6倍上方修正しており、従来の71.0%減益予想から一転して2.5倍増益見通しとなったことが引き続き買い材料視されています。
中国と韓国で受注した純粋製造装置の順調な工事進捗に加え、消耗品・メンテナンスの受注が想定より伸びることが収益を押し上げるとしています。
また業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の3円から10円(前期は3円)に大幅増額修正したことも株価を後押し!
本日はふるい落としのような動きが見られましたが、勢いは強くまだまだ来週の高値更新にも期待できそうです!
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【7605】アルファクス・フード・システム
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大きく2連騰となりました同社!
「飲食店経営管理システム」拡張機能の自動発注システムに関する特許を1月13日に取得していたことを発表したことが引き続き買い材料視されています。
自動発注システムは、飲食店において手作業が前提となっている食材発注を自動化するシステムで、あらかじめ提供するメニューに使用される食材の量を登録し改変していくことで、POSシステムなどから集計されるメニューの出数から当日の在庫なども考慮し、自動的に食材あるいは備品の正確な補充を実現することが可能としています。
店舗での人材難が深刻化する外食産業で需要が期待される自動発注システムの特許取得による将来的な業績への寄与に期待する買いが向かい、本日まで2連騰となりました。
今回の急騰により25日線からの乖離は高まってきており、本日は前場に高値をつけて以降、利益確定の売りに押され上げ幅を縮めての大引けとなっていることから、来週は一定の警戒も必要でしょう。