グラーツ投資顧問の投資情報速報
●01月04日後場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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【4770】図研エルミック
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本日80円ストップ高まで買いが向かいました同社。
3日付の日本経済新聞で「ルネサスエレクトロニクスは運転手のいない完全自動運転のクルマを試作した」と報じられたことから思惑が向かっている模様です。
同社は14年8月に、ルネサスエレクトロニクス【6723】と自動車用Ethernet AVB通信を実現するためのソフトウエアを共同開発したと発表しており、昨年6月にはEthernet AVB評価キットをリリースしています。
株価は調整が続いており、昨年12月27日には安値352円をつけておりましたが、本材料をきっかけとした本格的なトレンド好転に期待となります。また本日はルネサスエレクトロニクス【6723】も13%を超える上げ幅となっており、こちらも更なる高値更新に期待となります。
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【5287】イトーヨーギョー
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本日急動意となりました同社。
昨年末の日本経済新聞で、国土交通省が2017年度から道路などに立つ電柱をなくす「無電柱化」を進めるため、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)の手法を取り入れると報じられたことを受けて、無電柱化関連銘柄の同社に物色が向かった模様です。
記事ではまず国の直轄道路で導入し、将来的には地方道にも広げるとされています。さらに、電線や通信ケーブルを入れる共同溝の整備だけでなく、管理も民間に委託するとしており、民間の技術やノウハウを取り入れることで無電柱化を加速する方針と報道されており、今後同社の業績拡大にも期待が高まります。
明日の続伸にも期待が持てるでしょう!
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【7312】タカタ
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本日もストップ高まで買いが向かい、3連騰となりました同社!
米ウォールストリートジャーナルで「欠陥エアバッグ問題を追及されている自動車部品大手タカタが、米司法省との和解に近づいている」と報じられたことをきっかけに、エアバッグ問題の収束を期待した買いが向かっています。
タカタは最大10億ドル(約1180億円)の制裁金を支払うとみられていますが、何年かに分割して支払う見込みであるとされ、和解内容の合意も近いとの見通しが伝わってきています。
長らくかかったエアバッグ問題も収束が見えたことで、一気に株価は値を伸ばしてきており、今後どこまで上値を追えるかに注目となります。