グラーツ投資顧問の投資情報速報

●12月05日後場●急騰銘柄の今後の展望と真相

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【4707】キタック
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本日80円ストップ高となりました同社。

16年10月期決算を発表しており、営業利益は前期比19.7%増の2.26億円となり、従来予想2.33億円と概ね同水準で着地。売上高は同0.6%減の24.30億円でしたが、外注費の削減に注力して実績外注率が計画を下回ったことや、諸経費の削減に努めたことなどが寄与しています。また、17年10月期の通期業績については、営業利益で同15.0%増の2.60億円との見通しを示していることが、本日の買いに繋がっています。

建設コンサルタントで地下空洞調査を手掛ける同社には博多の道路陥没など、インフラの老朽化問題などが全国で多発していることを受けて思惑が高まっていましたが、業績面の伸びが予想されることからもより一層市場の注目度は高まっていきそうです。
先月21日の高値397円抜けも期待出来るでしょう。

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【7018】内海造船
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本日急動意となりました同社。

同社のほかに玉井商船【9127】が後場に急伸となりましたが、さらにタクミナ【6322】も買われるなどバラスト水処理関連の一角が動意づきました。
「積み荷がない船のバランスを取るために使う海水『バラスト水』に関する新たな国際条約が来年9月発効するのを前に、大規模改修が必要な日本関連の船が1000隻を超えていることが分かった」と一部メディアなどで報じられたことから思惑が向かっている状況です。

今後報道の進捗次第で更なる上昇もあるでしょう。

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【3465】ケイアイスター不動産
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本日、大幅高となりました同社。

26日付で市場2部から1部に鞍替えと発表されたことが買い材料となっています。
TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かっています。

同時に17年1月31日現在の株主を対象に株式2分割を行うほか、今期配当を実質増額修正したことも支援材料となっています。

ただし、同時に同社社長による75万7000株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限11万3000株の売り出しを実施すると発表しており、需給面の悪化が懸念されますので、上値は限定的か?!

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